彼女に借金があるけど結婚しても大丈夫?考えるべきこと5つ!

そろそろお互いに結婚を視野に入れているけれど、彼女に借金があることがわかった…。

そのぐらいの額なら返せる!関係ないから結婚したい!と思う一方で、本当に大丈夫なのだろうか?やっていけるだろうか?と心配なのではないでしょうか?

借金のある彼女と結婚しても、うまくいく場合とそうでない場合があります。2人の将来を考えるうえで、考えるべきポイントを5つご紹介します。

1.何による借金なのか

まず、彼女がその借金をどのようにして抱えてしまったのかが重要です。

大まかに言えば、学費や家の事情によるものなど、仕方のないものや計画的なものである場合と、クレジットカードの使い過ぎや生活費に困って借りてしまった場合や、安易な美容ローンなど、計画性のなさが招いた場合とに分けられます。

前者のように計画的なものである場合は、返済計画にもとづいて順調に返済していて、完済の目途がたっているようであれば、さほど心配はいりません。

結婚後の2人の生活のシュミレーションをして、収支の計画をたてていけばよいでしょう。

一方、計画性なく借金が膨らんでしまった場合は、同じことを繰り返さないようにきちんとお金の管理ができていればいいのですが、あまり反省せずに依然としてぎりぎりの収支を続けていたりする場合は、注意が必要です。

本人が自覚しない限り、お金の使い方を変えるのは難しいので、もし結婚して彼女に任されるお金が多くなると、気が大きくなり余計に借金が膨らんでしまうことにもなりかねません。

彼女が自分の負債をどうとらえていて、いま現在お金の管理をどのようにしているのかが重要です。

2.どのように借金のことを知ったのか

さて、あなたはどのようにして彼女に借金があることを知りましたか?打ち明けられた場合と、何かのはずみで知ってしまった場合があると思います。

どんな理由であれ、自分に借金があるということはあまり言いたくないものですが、お互いに結婚を意識しているなら、金銭的な問題は重要です。

彼女が自ら打ち明けてくれたのであれば、あなたに正直でいようという姿勢がみられますし、結婚して何か問題が発生した場合でも2人で話し合って乗り越えていけるでしょう。

彼女が隠していて、何かのはずみで知ってしまったという場合には、ほかにも隠されていることがあるのではないかと心配なのではないでしょうか?

もちろん、隠しているつもりもなく、まだ話す段階ではないと考えていた可能性はあります。でも、彼女が正直にすべて話してくれるかどうかが重要です。

結婚するだけならお金はさほどかかりませんが、実際には結婚式や新婚旅行、住宅ローン、妊娠、出産、子育て…と、お金のかかる場面に多く遭遇します。

借金の返済をしながら、2人で暮らしていけるのか、信頼関係を築いていける相手なのか見きわめましょう。

3.金銭感覚は合うか

もし、お金の使い方が荒かったり、自転車操業をつづけていたり、新たなローンを組もうとしているような場合、そもそもの金銭感覚があなたとは違うのかもしれません。

男性と女性では価値観の違う部分もありますし、必要な出費も異なりますが、一度覚えてしまった贅沢やお金の使い方はなかなか変えられません。

彼女に危機感がなければ、いつまでたっても借金の額は減らないどころか、増えることだってありえます。

彼女の借金の理由やお金の管理能力によっては、あなたが家計を管理するか、毎月の収支をチェックさせてもらう方が無難です。

金銭感覚の違いというのは離婚原因になりうるものでもありますので、あまりにも違うと思うなら結婚は難しいかもしれません。

4.借金の返済計画はたてられるか

結婚することを決めた場合、いくら彼女が自分で返済するから大丈夫だと言ったとしても、あなたも一緒に返済計画を立てていかなければなりません。

なぜなら、今はお互いに働いていて収入もあるかもしれませんが、妊娠や子育てで働けなくなったり、病気で働けなくなったりした場合、あなたの収入で家計を支えていくことになるからです。

そのため、まず負債総額がどのくらいあるのかをはっきりさせて、毎月固定ででていく生活費をきっちりと計算してみましょう。

そしてどのくらいを返済に充て、どの程度それぞれのおこづかいとして残せるのかを計算し、急な事態に備えて、ある程度は少しずつ毎月貯金していく計画もたてましょう。

お互いに働いている場合、家計は別にしたいと思うかもしれませんが、その場合でも、お互いの収支を明らかにしておくほうが早く返済できます。

彼女が話し合いを避けたり、あまりにも隠したがったり、家計を別会計にしたがる場合はもしかするとまだ隠していることがあるのかもしれません。

少しでも不安に思うことがあれば、結婚を急ぐ必要はないでしょう。問題が片付いてから結婚するという手もあります。

5.何があっても2人で乗り越えていこうと思えるか

あなたは責任感から、一緒に頑張ろう、彼女の借金ぐらいおれが返済できる!と思っているかもしれません。

でも「愛があれば」なんでも乗り越えられるというわけではありません。困難な状況に直面したときに、一緒に支えあっていける相手なのか、いま一度、よく考えてみましょう。

お互いを尊敬できるか、性格面は合っているのか、何か起こった時にきちんと話し合いができる相手なのか…など、今一度、冷静に考えてみましょう。

ただ、デリケートな問題でもあるので、その話を詳しくしてもらうには、あなたの聞く姿勢も大事です。

彼女が話している間は批判的になったり、話をさえぎったりしないようにしましょう。彼女が話したくない、話しにくいと思っている場合には待つ姿勢も大切です。

おわりに

借金があるということは、結婚するうえで気になる問題かもしれません。
でも、借金があるかどうかは一つの要素でしかないので、そのことにとらわれすぎず、一生をともに過ごせる相手なのかどうか見きわめましょう。

借金があることで、逆に結婚前にお互いの性格や価値観の違いがかいま見えることもあります。結婚はあなたの人生を大きく変える重要な決断なので、後悔しないように、冷静になって考えましょう。

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