支えたいけど…うつ病の彼女と結婚は大丈夫?注意したいポイント6つ

大好きで結婚も考えている彼女がうつ病と診断されたら…。支えたいけど、どうしたらいい?結婚して大丈夫?と気になることだらけですよね。

現在日本では15人に1人がうつ病と言われてまり、仕事の疲れやストレス、人間関係などから、パートナーがうつ病になってしまうことも珍しくはありません。

結婚を考えるうえで覚悟しないといけないことも多々あります。今回は、うつ病の彼女との結婚にあたって注意したいことをご紹介します。

1.症状が落ち着くのを待つ

プロポーズをし、結婚すると決めてからも、早急には行動しないほうがいいでしょう。うつ病の方は急激な環境の変化は苦手とすることが多いのです。

女性はもともと感情に敏感なものですが、うつ病の場合は特にその振れ幅が大きいと思ったほうがいいでしょう。つまり結婚を意識することで気持ちが大きく落ち込んだり、不安になったりする可能性もあるということです。

また彼女がうつ病の場合、あなたに頼ったり支えてもらうことを申し訳なく思ってしまうことも。結婚を本気で考えているのなら、まずは一緒にいて安心させることが大事です。

治療を続けながら、症状が落ち着いた頃に手続きや式のことなど、ゆっくり話し合ってみて。

2.一緒に共感できなくても諦めない

マリッジブルーだとか、マタニティーブルーといった、大きな環境の変化によって情緒不安定になる女性が多いというのは、なんとなく知っているかと思います。

「本当に結婚して大丈夫なんだろうか…」「自分が子供を育てられるんだろうか…」等、あなた以上に相手は不安になってしまっていることでしょう。結婚して夫婦になることや、出産・子供の成長など、一緒に喜びたくても難しいことは覚悟しておいた方がいいかもしれません。

また女性は妊娠した時など、ホルモンバランスの影響で、普段よりももっと感情的になったり体調を崩すことも多いのです。あまりピンと来ないかもしれませんが、一般的な女性であっても脳の働きがエラーを起こしているような状態で、自分では制御できないということ。

彼女がうつ病であればそういった症状がよりひどくなる可能性もあるわけです。しかし諦めずに支えていく、一緒にいるよと考えてもらえることは、彼女にも大きな助けになるでしょう。

3.生活を安定させる

現実的な問題として、うつ病の症状が重い場合、就職しても長く安定して働き続けることは難しいです。しかし結婚するとなれば生活費や彼女の治療費のほか、さまざまな面でお金が必要になることも…。

つまりあなたの収入や仕事面での環境を安定させることはかなり重要になってくるということです。生活にある程度のゆとりがなければ、あなたも支えていくだけの心の余裕がなくなってしまいます。うつ病のパートナーと一緒にいることがストレスになってしまうのでは、結婚する意味がないですよね。

まずはできることから、家事などをやってもらうのがいいかもしれません。何もできることがないとなると、それはそれでうつ病の彼女には「あなたに甘えてしまっている」とプレッシャーを感じてしまいます。

お互いにサポートしあう気持ちで、それぞれのできることをやるのが理想の夫婦関係を築けるのではないでしょうか。

4.一緒にサポートする仲間を作る

さて、結婚したらあなたひとりでうつ病の彼女を支えたいと思っているかもしれませんが、実際にはイレギュラーなこともたくさん起こるはず。それをひとりで何もかも抱え込んでしまうと、あなたが疲れてしまったり、弱ってしまう可能性も。

せっかく支えようと思っていたのに共倒れしてしまっては元も子もありません…。お互いの家族や、友人、支援施設のスタッフでもいいので、あなた以外に一緒にサポートする仲間を確保しておくことが重要となってくるでしょう。

また彼女があなた以外の人間とも関われるようになれば、あなたの負担やストレスも軽くなるし、結果として相手のためにもなります。結婚すると決めたからと言って、なにもかもあなたがやらなければならないわけではないんです。

また子供が産まれたり成長していくようになれば、パートナーのことだけでなく子供のことも考えていかなければなりません。お互いにとっていちばん負担の少ないようにするために、どうしたらいいかを結婚前にきちんと話し合うことは必要なことです。

5.あなたに依存させない

いくら彼女がうつ病だから支えたい、守りたい、といっても、それが単なる依存や甘やかしになってはいけませんね。夫婦である以上は、お互いに対等でありたいものですよね。

できることは自分でやってもらう、あなたも甘えたいときには、できる範囲で甘やかしてもらう、などバランスを取るようにしていきましょう。彼女にもできることがあったほうが、本人の自信にもつながっていきます。

女性はどうしても男性にリードしてもらいたい、頼りたいという気持ちが多少はあるものです。しかしうつ病だからと気を遣いすぎるとそういった部分がエスカレートしてしまう可能性もあるため気をつけましょう。

夫婦であってもそれぞれ自立した関係でいられるように意識してみて。

6.こまめに気持ちを伝える

結婚して夫婦という関係になる以上、お互いのことをいつまでも大好きでいたいですよね。うつ病だから、落ち込んでしまうから…とそっとしてあげることも大切。

しかしこれからずっと一緒に生きていくのであれば、あなたが彼女を大好きという気持ちだけでなく、嫌なことや不満なことも伝える勇気を持たなければなりません。またあなたが気持ちを伝えなければ、彼女もあなたに思うことがあっても言いづらいな…と感じてしまうんです。

結婚するときにあなたが彼女を大切にしたいと思ったのと同じくらい、彼女もあなたを大切に思っているはず。

お互いを尊重するため、こまめに気持ちを伝えることは、結婚生活を長く続けるためにも大切なことですよ!

おわりに

いかがでしょう?好きという気持ちだけで結婚するのは難しそうですが、それはきっと他の夫婦でもあまり変わらないはずです。

うつ病には理解して支えてくれる人が重要で、彼女にはあなたがいるということはとても幸せなこと。困難は多くてもそれを乗り越えられれば、ふたりの絆がもっと強いものになりそうですね。

幸せな結婚にできるよう、彼女とよく向き合ってみて!

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

ゆかこ

平成生まれ、東京のオフィスで働く現役OLです。これまで年下の男の子から年上の恋愛経験豊富な方まで、さまざまな立場の方とお付き合いをしてきました。女目線でしか気づけないこともあると思います!本音だからこそ、実際の場でお役に立てるような記事をめざします。